いだてん11話の内容のネタバレと感想 弥彦の100メートルの記録と順位は?

NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』の
第11話のあらすじとネタバレを紹介します。

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今回の話は

・入場行進で使うプラカードの文字は「日本」「JAPAN」どちらになったのか?
・100メートル、200、400メートル走に出場した、弥彦の成績は?

などが見どころです。

再放送の予定や、視聴率など、11話に関する話題を紹介していきます。

前回のあらすじはこちらです

⇒ いだてん10話の内容のネタバレと感想 ストックホルムの開会式のプラカードは?

いだてん第11話のあらすじとネタバレ

いだてん第11話 あらすじ ネタバレ

前回のあらすじ

オリンピック会場のストックホルムで練習を開始する、四三と弥彦。嘉納治五郎が不在の状況で、2人は練習を始めるが、他国選手との体格差、力の差に不安も高まっていく。

肺病が悪化していく監督の大森と四三の関係も、ギクシャクしていた。

だが開会を目前にして、ようやく治五郎がストックホルムに到着する。四三たちのさまざまな問題を解決する救世主となると思いきや・・・。

四三と大森は、開会式で使う「プラカードの文字」を「日本」にするか「JAPAN」にするかで、言い争うのであった。


今回のネタバレ

四三(しそう)(中村勘九郎)と監督の大森(竹野内豊)の間に勃発した、「開会式のプラカードの文字」をめぐる議論。それは、すぐには解決しなかった。

四三は開会式でプラカードを持つ予定だが、文字が「日本」でなければ辞退すると言って、意見を曲げない。

すると最初は「JAPAN」でいいと、大森の意見に賛成していた弥彦(生田斗真)も、四三の肩を持ち始めた。

「僕と金栗君は戦友だ!国の名前が違っては、ともに戦えない!」

四三は、自分がなぜ「日本」にこだわるのか、その心情を皆に語る。

熊本を離れて上京。そこからさらに、大陸に渡って1か月。
つらい練習、状況で、つらくてくじけそうになるたびに、故郷熊本の家族や、東京高師(筑波大学)の支えてくれた人たちを思い出し、耐えてきた・・・。

「僕はJAPANではありません。日本です!」

すると、到着したばかりで、四三と大森の争いを黙って聞いていた嘉納治五郎(かのう じごろう)(役所広司)が口を開く。

「実に頼もしい!」

自分の到着の遅れが、皆が団結できない理由かと思ったが、そうではない。
皆が自分の信念をもって、意見をぶつけ合っているのだ。そして、意見をぶつけ合うのは、互いを認めて、尊敬しているからに他ならない。

「これこそ相互理解だ!私が遅れたことが、君たちの成長をうながしたようだ。何とも、頼もしいことではないか。」

そういって、治五郎はプラカードに表記する国名を記入するのであった。

ストックホルムオリンピック開幕!

いだてん 11話 感想ネタバレ

7月6日。ストックホルムのオリンピック会場は、快晴だった。
入場行進が行われる会場には、28の国、3000人の代表が集まっている。

イギリスやロシア、アメリカの選手団は100人を超えているのに対し、日本は四三と弥彦の2人のみ。入場行進に加わる、治五郎と大森を入れても、たったの4人だ。

そこで京都帝国大学から、ドイツベルリンに留学中の田島錦治(たじまきんじ)も呼び出された。さらにスウェーデン人ガイドのダニエルも加わることになる。大森の妻、安仁子(アニコ)(シャーロット・ケイト・フォックス)は、観客席から行進の様子を撮影する係になった。

そして午前10時半。スタンドに集まった2万人の群衆の声援に見守られて、ついにオリンピック入場行進が始まった。

四三はプラカードを。弥彦は国旗をもって行進する。観客席から声援を送ったアニコに応えるように、四三はプラカードを高らかに掲げた。

そこに書かれた文字は・・・「NIPPON」・・・だった。

弥彦登場!百メートルと二百メートルの記録は?

そして開会式が終わると、すぐに弥彦が出場する百メートル走の予選だ。

レースを目前にした弥彦は、ロッカールームで緊張と戦っていた。そんな弥彦の様子を見て、監督の大森が声をかける。

「三島くん。短距離走はタイムと競う競技だ。敵はタイムのみ。一緒に走る選手ではない。一緒に戦う選手は敵ではなく、共に戦う同士と考えたまえ!」

「監督、ありがとうございます」

そんな監督の言葉で、弥彦の緊張は解けたのであろうか・・・?

4人の選手と並んで、ついに百メートル予選のスタートラインにつく。

号砲がなってスタートすると、弥彦はどんどん他国の選手に差をつけられてしまった。
そしてゴールした時には、1位の選手から10メートル以上の差の最下位だった・・・。

ゴール後の弥彦を心配しながら声をかける、四三と治五郎。そしてアニコ。
だが、弥彦はすがすがしい笑顔を浮かべていた。

「自分の最高記録が出ました。成功だと思っています。」

弥彦の百メートルの記録は、11秒8。

これまで弥彦は12秒を切ったことがなく、最高記録だったのだ。

四三と握手をしながら、弥彦は言った。

「金栗くん。やはり日本人には短距離は厳しいようだ。君にかかっている、よろしく頼んだぞ!」

ロッカールームを出た四三は、大森に「1万メートル走」の出場を辞退すると伝えた。マラソンに集中して、弥彦の期待に応えたいと思ったのだ。

その4日後、弥彦は二百メートル走の予選にも出場したが、結果は惨敗。
残すは四百メートル走のみとなった。

最後の競技、四百メートル走。予選突破できるか?

いだてん 弥彦 成績 順位

弥彦が最後に出場する種目、四百メートル走。

そこで四三は、弥彦のコーチを任せられる。監督の大森の肺病が悪化してきたからだ。「ゴール前で自分が走る姿を撮影して欲しい」と、弥彦は四三にカメラを渡した。

そして予選が始まる。弥彦がスタートラインにつくと、選手は弥彦を入れて2人しかいない。
弥彦の組に参加する他の3選手が、棄権したのだ。

予選通過は2位まだ。完走すれば予選を突破して、準決勝に進める。

号砲が鳴り響いて、弥彦は見事なスタートダッシュを決めた。
しかし少しずつペースが落ち始め、途中で追い抜かれてします。しかしそれでも、弥彦は最後まで全力で走り抜き、予選を完走した。

その圧巻の姿は、四三がシャッターを切るのを、忘れてしまうほどであった。

そして弥彦の四百メートル走の記録は、56秒。
羽田の予選会場での記録を、3秒以上も縮める快走だ。

治五郎もこの記録に興奮して、弥彦にねぎらいの言葉をかける。

「やったじゃないか、三島くん。準決勝に進むとは!今日は日本スポーツ界の、記念すべき日だ」

だが弥彦は、荒い息でこう言った。

「もう十分・・・走りました。察してください」

弥彦は準決勝の出場を棄権した。治五郎も、その決断を受け入れた。

そしてついに、四三が出場するマラソン競技当日の朝。

いつものように冷水を浴びる四三の元に、弥彦がやってきて、一緒に水をかぶり始めた。

「三島さん。四百メートル、見事な走りでした!僕も三島さんのように笑ってゴールできるように、全力を尽くします!」

四三は決意を固めた。

いだてん第11話の感想

ついに四三と弥彦が日本人として初めて出場する、ストックホルム五輪が開幕しました。

今回の一番の感動シーンは、弥彦ですね。
100メートル、200メートル、そして400メートル走の弥彦は出場しました。

結果はどれも惨敗。(400メートルは他の選手の危険で、予選で2位にはなりましたが・・・)

ただ、100メートルと400メートルで弥彦は「自己新記録」を出しています!

・日本人が初めて出場するオリンピック
・そのオリンピックで1番最初に登場する日本人
・日本中の期待を一身に背負った状況
・現地で目の当たりにした、外国人選手との体格差

勝たなくちゃだめだ!と思いながらも、全然勝てる気がしない気持ちは、相当なストレスだったと思います。
前回の話では、弥彦は相当落ち込んでいましたよね。

そんな状況で、自己新記録を出したのですから、すごいです。
400メートルは、全ての力を出し切ったのが伝わってきて感動します。

監督の大森の「戦うのは他の選手でなく、タイムだ!。他の選手は同士だと思え!」というアドバイスもよかったですね。

弥彦が競技を終えて、「チーム」としてもまとまってきた感じがある「NIPPON(日本)」

いい感じで、いよいよ次回は四三がマラソンに登場します。

「NHK大河ドラマ」いだてん第11話の再放送予定

【大河ドラマ】いだてん第11話の再放送予定は

3月23日(土) 午後1:05~(NHK総合)

になります。

さらに見逃した場合は、NHKオンデマンドの「見逃し配信」で見ることも可能です。
購入期限は、再放送からさらに一週間後の、3月30日(土)です。